本制御計測システムは、ディスクブレーキダイナモメータを用いて試験体の計測とフィードバック制御を行うための制御計測システムです。
回転速度・トルクの計測機能、手動、または自動で試験体の回転速度・トルク制御を行うための制御機能、システムの異常を検知・処理する警報機能を搭載しています。
PID制御により、安定した制御を実現します。
上位システム(有償オプション)からプログラム運転制御計測が実行できます。
空圧コントロールユニット内に専用回路を設け、高速応答を実現します。操作パネルのダイヤルにより、イージーオペレーションができます。
弊社のダイナモコントローラは、上位システム側からのプログラム運転制御計測が可能です。
既存のシステムとの拡張にも対応をしています。
代表的なテストベッド システム (参考)
弊社ではお客様に最適なテストベッド・エンジニアリングの提案が可能です。
テストベッドの自動化、オートメーションシステムの追加、データ取得用センサーの選定、テストベッドレイアウト軸継手の選定など、ご要望がございましたら弊社営業部までお知らせください。
貴社のご予算とご要望にあった最適な提案をさせて頂きます。
型式 | M14-0639 |
制御モード | 手動制御:手動操作によるポテンショダイヤルの設定値により、トルクまたは回転数を実行 回転速度制御:設定回転数に対して、フィードバック制御を実行 トルク制御:設定トルクに対して、フィードバック制御を実行 外部制御:外付けのオートメーションシステムから自動運転を実施 |
制御精度 | 回転速度制御:±5min-1 トルク制御:±0.2%F.S以内 ※エンジン、及び動力計の状態、PID調整の設定、冷却水の圧力の影響により精度範囲に収まらない場合が御座います |
警報設定、監視 | 非常停止:異常発生時、非常ボタンにて制御停止を実行 過回転:動力計の最大回転数の上限を監視 過負荷:動力計の最大トルク値の上限を監視 給水温度:動力計の冷却水温度を監視(35℃) 排水温度:動力計の排水温度を監視(60℃) 軸受温度:動力計の軸受温度を監視(80℃) 外部警報:外部の接続機器を接点信号入力で監視 |
外部入出力 | アナログ電圧入出力(0-10V)、アナログ電流出力(4-20mA)、A接点 |
所要電力 | 3相AC200V 50/60Hz 15A |
主要寸法(mm) | 本体:W480 x H249 x D430 ラック収納時:W520 x H543 x D600 |
質量 | 本体:約20kg 収納ラック・電源パネルを含む場合:約50kg |
※ 仕様は改良等により予告なく変更する場合が御座います。