〇1948年:創業期
創業以来、創業者の田中清史の卓越した技術力を駆使し、本邦初の土質試験機(東京大学研究室の学生のバックアップによる)の製造を開始。
更に、工業技術院と共同開発した、定速式摩擦試験機(現在でもJIS-D4411として、JISの規格の原型となっている)を製造及び販売を開始。
〇1950年代:ビジネススタート
NS無段変速機を開発。本品を装備した燃料噴射ポンプテスター等を製造。
関連商品として、クランプ型油面計、インデックスハンドル等の開発販売を開始。
文部省の提唱による工業高校の産業振興策により、タナカ式水動力計、渦電流式電気動力計を組み合わせた内燃機関実験装置等を、幅広いエンドユーザーに多数納入。
〇1960年代:事業拡大
昭和44年に 東京発明展にて、東京都 知事賞を取得、また、昭和47年には、還流水による直接制御法の水動力計を開発し、褒章の条例により、内閣総理大臣(田中角栄氏)より、紫綬褒章を頂戴した。
高速型水動力計、ポータブル型水動力計、渦電流式電気動力計等を次々と開発。
優秀なる製品を世に送り出し、多くの特許、実用新案取得。特に、タナカ式水動力計は、国内のみならず、海外市場でも高い評価を受け、納入累計台数は1300台を突破した。
〇1970年代:製品ラインナップの拡大
動力計関連製品である、シャシーダイナモメータ、可搬式エンジンテストベンチ及び、ソフトウェアを用いた自動計測、自動制御装置を開発し、多数のエンジン、モータ変速機、ベルトチェーン等のメーカーの生産ライン、試験研究部門等に納入。
〇1980年代:2代目体制
代表取締役 田中清史が健康上の理由で退任。 取締役営業部長 田中清風が代表取締役に就任。
本社を、武蔵野市境南町4丁目16番9号エクセルハイツへ移転。
〇1990年代:新しい自社工場・社屋
東京都昭島市宮沢町515-5に、本社工場を設立。
〇2000年代 3代目体制 ビジネスの拡大、海外展開
国内30社以上、海外11か国との業務提携によって事業を拡大。 積極的に海外へ事業を展開。現在、11カ国の企業と業務提携(販社、代理店、アライアンス)国内においても、30社以上との業務提携によって、継続して事業を拡大。 ハイエンドなテスティングツールの販売をスタート。 |
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2009年1月 | 代表取締役 田中清風が健康上の理由で退任。取締役会長職に就任。 取締役 田中清弘が、三代目代表取締役に就任。 |
2009年8月 | 株式会社TYK社とDPF性能評価試験事業において、業務提携。 |
2010年4月 | 事業の多角化により、商社事業部を設立。独立採算制の事業部制へ移行。 |
2011年1月 | フランスD2T社と代理店契約を締結(日本、タイ、マレーシアなど)オートメ―ションシステム MORPHEEをはじめとする、D2T社製品の販売をスタート。 |
2013年5月 | 経済産業省にパワートレーンエンジニアリングに関する事業計画が認められ、『平成24年度 先端設備投資促進事業費補助金』を採択 (中小企業ではトップクラスの受給金額) |
2013年12月 | 商社事業部の各事業を分割し、各社へ事業譲渡、及び売却。 |
2014年5月 | 子会社設立。会社名 D2T JAPAN株式会社。(フランスD2T社との合弁会社)オートメーションシステム、シミュレーションツール、ACダイナモメータ等の本格販売をスタート。 |
〇2000年代 3代目体制 ビジネスの拡大、海外展開
2015年4月 | 東京都知事より、東京都経営革新の計画の承認を頂く。 |
2016年2月 | オーストリア TECTOS社と業務提携 テストベッド用のドライブシャフトの販売をスタート。 |
2016年6月 | ドイツFEV社が提携先D2T社を買収したことにより、子会社D2T JAPANを閉鎖。 |
2016年9月 | FETパワークラフト社とエンジン受託試験事業において、業務提携。 |
2017年6月 | FEV JAPAN社と代理店契約を締結。 |
2019年6月 | 大阪府に西日本営業所としてサテライトオフィスを開設。 |
2019年12月 | 会長の田中清風が引退 (2021年3月29日:他界 享年78歳)。 |
2020年2月 | エンジン受託試験事業をパワートレインエンジニアリング事業部に名称変更。 |
2020年4月 | 栃木県宇都宮市に北関東営業所としてサテライトオフィスを開設。 |
2022年3月 | 静岡県小山町の富士テクニカルセンターにて、水素エンジンの受託試験環境を構築。 |
2022年10月 | 更なるお客様の課題解決に向けて、会社組織内に経営管理本部を設置。 執行役員に森川、経営管理本部室長に荻堂がそれぞれ就任。 |
2023年6月 | 大阪府に関西テクニカルオフィスを開設。 |